学校図書館研究(令和5~7年度)
本校では、令和5年度から3年計画で「学校図書館の利活用」に関する研究に取り組んでいます。
学校教育において欠くことのできない学校図書館が有する3つの機能(『読書センター』『学習センター』『情報センター』)を学校や生徒の実態からとらえ、主体的な学習活動や読書活動を充実させ、安らぎのある環境や知的好奇心を醸成する開かれた学びの場づくりを目指しています。
令和5年度は、本校の学校図書館の利活用の現状を踏まえて、研究構想を立てることからスタートしました。
本校は管理棟と生徒棟の2棟で校舎が構成されており、生徒の日常の学びの場である生徒棟から学校図書館のある管理棟の4階まではかなり距離があることから、気軽に訪れることがしにくい環境です。
こうした環境の中で学校図書館の利活用は意図して行われてきた現状があります。生徒が気軽に利用できる学びの場として、学級減になって多目的に活用されている空き教室をいわゆる生徒棟ミニ図書館として活用する案が出ており、その整備に向けて、令和5年度には先進校の視察や、特徴的な設計方針のある図書館を視察しました。
研究推進組織を中心として、現在、生徒棟に設置する図書館について検討するとともに、日常的に読書に親しむための環境づくりとして「朝読書」の取組がスタートしています。このメニューでは、これまでの研究の歩み、これからの研究の進捗についてお知らせしていきます。
更新日:2024年07月30日 15:07:44